もうすぐパパになります。Kyonです。
動画部のマーシ・長谷川ペアが雨の中鈴鹿サーキットで撮影中です。そうです、F1日本グランプリで有名なあの鈴鹿。遠い。
その昔、T-SQUARE の『Truth』に乗せて地上波で普通にF1が全戦しっかりと放映されてました。眠い目こすりながらも時速300kmの戦いにアツくなったもんです。
ただ、サーキットを何十周もする中でトラブルも起こらずオーバーテイクシーンも無い状態が続くとちょっと冗長になって、結果眠気に耐えられなかったなんてことも。
しかし、もっと手に汗握って眠くなってる暇なんてないレースが。
それが、同じFIA(国際自動車連盟)が主催する
WRC(World Rally Championship)です。
日本車で言えばインプレッサ・ランエボ・ヤリスなんかをゴリゴリに改造した車両を使い、一般道で行われるレース、いわゆるラリー競技の最高峰がWRC。
冗談抜きで車1台分しかないようなほっっっっそい一般道を200Km/h以上でかっ飛ばす、まさに「狂ってる」以外に表現のしようがない競技。
そんな狂気に魅せられ、温め続けた野望がついにカタチに。
さすがに本物の車でやる勇気も経済力もないので、VRゲーム(笑)。
とはいえ、こちらのゲームは元WRCチャンピオンのリチャード・バーンズが監修した、ひたすらリアルを追求したゲームなんです。リリースはなんと2004年!
さすがにグラフィックは最新のゲームと比べるとショボいですが、未だに世界中のモノ好き達がMODを精力的に作り続けており、20年かけてアップデートを重ねた挙動とコースはリアルの極み。
どんくらいリアルかはこちらを観てもらうのが早いかと。
ゲームのリアルさのみならず、本物のラリードライバーのイカれっぷりも感じていただけたかと思います。
しかしこんなラリー競技、実は身近なとこでもやってます。
全日本ラリー選手権というのが日本でもやってて、その1戦が四国カルスト周辺や美川周辺の久万高原町で行われております。
四国カルスト周辺の道を走ったことのある人なら、そこを100とか200km/hで走るのが如何にヤバいか分かるかと。
そんなリスクは負えないけど、体験はしてみたい。そこで近年登場したVRがうってつけなワケです。
プレイしている姿はかなりマヌケですが。
実はリチャード・バーンズはその名を冠したゲームが発売された翌年に脳腫瘍で亡くなってるんですが、本人もまさか20年以上もプレイされ続けるなんて思ってもなかったでしょう。
さあ、今夜もパパはラリパッパだ!
マウンテン・デュウ!