哀しい世界はもう二度となくて

tatsu

時をかける青年こと、
はやすぎるバリーのお話を見たよ

そんなわけで今回は「ザ・フラッシュ」の映画感想だ!
ちょっとネタバレもあるから気をつけてくださいね。

【ざっくり、あらすじ】
知ってる人もいるかも知れませんが、
なんと、バリーの父は、母の殺害容疑で裁判中。
バリーは無実の父の容疑を晴らすため、
法医学捜査官として
いわゆる、科捜研のようなところで働きながら
日々頑張り中。
なのだが、ヒーローとの2刀流で仕事を遅刻して
怒られて、同僚には茶化されてしまう。
学生時代の友人と会いいい雰囲気になるも
些細なことからケンカに

そんな中、ジャスティス・リーグで知り合った
能力「金持ち」のバッドマンこと、
ブルースから荷物が届く。
実は事件当日の監視カメラの解析を
ハイテク技術を持つブルースに頼んでいたのだが
残念ながら、顔が写っておらず証拠には不十分。
ヤケになったバリーは走り出すと
なんと時の壁を超えて時をかける能力があることに気づく。
さっそくブルースに相談するも
危険だからやめとけと。釘を刺される。

しかし、友人との会話で
事件のきっかけとなる
トマト缶を買い物かごに入れるだけなら
大丈夫だろうと
完全にバタフライエフェクトの伏線を張り
過去へと駆け出してしまう。
見事トマト缶をかごに入れて現代に帰る途中
タイムトンネルの途中で
なぞの新キャラにぶん殴られて
少し過去に吹き飛ばされてしまう。

そこは、バリーが18歳の頃の時間
生きた母親に会いたい一心で
その時代でしばらく過ごすと
過去が変わったことで、
完全な陽キャへと成長した
その時間の自分(過去バリー)とばったり遭遇。

自分とは違って幸せな時間を過ごしている
自覚のない自分にイライラしてしまうバリー。
(完全な八つ当たり)
そんな、過去バリーが能力を得ないと、
バック・トゥー・ザ・フューチャーのマーティのように
未来が変わって自分が消えてしまうんじゃないかと心配し
過去バリーに能力を与えるため奮闘する未来バリー
なんとか過去バリーが能力を得られるも
なんと、引き換えに未来バリーが能力を失ってしまう。


そうこうしていると、
宇宙からゾッド将軍とクリプトン星の軍が登場。
宣戦布告をされてしまう。
このゾッド将軍達は、スーパーマンと同じ星出身のため
全員がスーパーマンのような力を持っている。
急いで、この時間のジャスティス・リーグのメンバーを探す
未来バリー。
しかし、ここで自分が過去を変えたため
スーパーマンも、アクアマンも
ワンダーウーマンも、サイボーグもいない
ドラゴンボールで言うところの
ベジータとナッパが攻めてきたのに、
悟空どころか、クリリンと戦闘力5のゴミ(自分)しかない
Z戦士不在であることに焦る未来バリー。

その後、なんと終末世界間近のゴッサム・シティを
平和にして引退していたブルースと再会。
そこで、自分がしたことで
過去を変えた時点で分岐したのではなく
もっと複雑にスパゲッティコードばりに
タイムラインがごちゃごちゃになっている。
そして、そんな中でも変えられない基点が存在すると説明される。

その後、スーパーマンを探すも
代わりに、スーパーガールを発見し仲間にする。
そして未来バリーも
バック・トゥー・ザ・フューチャーのように
雷に打たれて能力を再ゲット!

ジャスティス・リーグとは違うメンツだが
フラッシュ✕2
バッドマン
スーパーガール
と新たメンバーでゾッド将軍に挑むバリーたち。
果たして、地球の運命は。
母親が死なない幸せな時間を得たバリーたちの未来は!

あと大抵の人がこの時点で忘れているであろう
タイムトンネルで現れたキャラの正体は!!

【感想】

予告とちょっと違う

公式サイトへ行くと

人類滅亡の歴史を変える
超速タイムループ・アドベンチャー!
時空を超え、”最強”集結


って書いてあるんですよ。
でも、
人類滅亡の歴史を変えるために過去に戻ったとかではなくて
母親を救うために過去に戻って、
その結果、人類滅亡に陥っている。
完全に因果が逆転してる。。。。
”最強”集結というのも、
フラッシュが二人というのは心強そうなんだけど、
そこまで物理攻撃力があるわけではなく、
メンバー的には人数も減って、
戦力不足感がどうしても否めない。

なので、予告コピーを期待して見ると少し肩透かしを食らうかも。

でも逆に言えば
スピード特化のフラッシュが2人(時戻し可)
ちょっと年老いたバッドマン
戦力未知数のバッドガール
この4人で
戦闘民族サイヤ人ばりにヤヴァいクリプトンの軍団に
どうやって立ち向かうのか
って考えると
オラ、ワクワクすっぞ!

映画の雰囲気が
暗すぎずギャグもあってちょうどいい塩梅

実は前回のブログで書いたゴジラ-1.0観たあとで
この映画を視聴したので
思ったよりも明るく感じた。

とにかく陽キャのバリーが物語の緩衝材となって
いいキャラしてる。
バッドマンも未来バリーも、ちょっとシリアスと言うか
暗めな印象が強く、作品も重く暗くなりそうなところを
未来バリーの陽キャオーラでいい感じに支えている感じ。
特に作中で、未来バリーに八つ当たりされて
過去バリーが
「勝手にやってきて、勝手に巻き込んで」って感じで
怒るシーンがあるんですが、
ホントその通り。
過去バリーにしてみれば勝手に巻き込まれただけなのに
ちゃんと付き合ってあげるし、
前向きな発言でムードをメイキングするし
本当にいい奴!これは陽キャだわ。

ラストは泣ける

ラストは自分の中では賛否あるんですが、
それを踏まえても、
ラストシーンは泣ける。そこは間違いない。
ネタバレになるので、ぜひ映画を観てほしい。
そして泣いてほしい。
泣けないなら、泣くまで
何度も繰り返して!

あと本当に本当の最後のシーンは
ちょっとクスッと笑える。

雑談

過去を変えて、そこから変わるっていうのは
いろんな映画とかでも見てきたんだけど
そのせいでタイムライン自体が歪むってのは
新しいなと思いました。
ストーリー的にも、山場山場とギャグシーンとが
しっかりメリハリしていて退屈せずに最後まで見れるはず。
でも次回からのジャスティス・リーグはどうなるんだろう?
と思わなくもない。
マーベル側の映画が独占配信ドラマが展開しすぎて
エンドゲーム以降、追いかけられなくなったので
DCがちょうどいい気がしてきた今日このごろ。

せっかくなので、今度公開される
スーパーマン観たいなぁと思いました。

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