体は大人！中身は子ども！

そんなわけで、今回は
「シャザム！～神々の怒り～」
についてレビューを装い感想を書いていきまーす

あらすじ

今回は何気に2作目となるD.Cヒーローのシャザム。
ざっくり前作と設定を説明すると
主人公の少年ビリーは、
ソロモンの叡智、ヘラクレスの剛力、アトラスの体力、ゼウスの全能、アキレスの勇気、マーキュリーの神速をすべて濃縮還元して力を与えられ、
半神ヒーローに選ばれてしまう。

実はビリーは幼い頃に母親とはぐれてしまい
孤児となってしまうが母親に会いたい一心で探し続けるビリーは
里親と仲良くできずに様々なところを転々としていた。
そんなビリーをビクター＆ローザ夫妻と5人の子どもたち。
なんやかんやあって、
母親に再開するも実は捨てられていたという
悲しい事実を突きつけられる。
本当の母親にもう会わないでほしいと言われて途方に暮れるビリー
血は繋がらないが、そんなビリーを暖かく迎え入れてくれる
ビクター＆ローザ夫妻と5人の子どもたち。

改めて、そんな家族としての一歩も踏み出し、
ついでに同じ養子の兄弟姉妹にも力を分け与えて
みんなで半神ヒーローにもなって、家族にもなって
悪魔と契約したヴィランを倒したのが前作！

今作は、兄弟姉妹全員がヒーローとなった状態で
自分たちが住むフィラデルフィアを守るところからスタート。
なんだけど、ありまる力と絶妙に力をあわせないチームワークで
必要最低限の救出しかできず、まぁまぁな被害を出す救出活動を繰り返すため、
「フィラデルフィアの恥」という不名誉なヒーローネームを与えられてしまう。

なんとか挽回しようとするビリーだけど、
一度母親から捨てられていたことから
家族の絆に拘りすぎて、兄弟姉妹を束縛しすぎるビリー。
個々の自由も大事だ、そしてもうすぐ18歳になり
グループホームを出ていく時期が近いとお姉ちゃんからも言われ、
落ち込むビリー。

一方、兄弟の一人であるフレディは転向してきた女の子といい感じに。

そんなてんやわんやするところとは全く別のところで
世界から隔離されていたはずの神々の娘たちが世界に現れ大変なことに。
実は前作でシャザムがヴィランを倒すためにノリで折った杖が
神々の脅威から世界を守るための核だったとか。。。

そんなわけで家族と世界の危機にシャザムあらためビリーが立ち向かう！

といった話。

コミカル全開の作風

今作も前作もとにかくコミカル全開なシャザム！
シリアスな展開が無いかというとそんなことは全然無く、
しっかりとシリアスな展開もあるし、
家族の絆を確かめられる展開もある。
でもちょいちょいコミカルな要素やギャグが入るので
明るくテンポよく見れる。
特に今作での正体バレのシーンがあるだけど、
そのシーンが笑った。
敵との掛け合いも、テンポよく
煽り煽られも楽しく見れる。
個人的には、シャザムの姿で
小児科にお悩み相談に行っていた
序盤からもう笑ってました

ビリーの成長と、フレディの漢気がいい！

前作は独りだったビリーが家族を見つけるストーリー
今作は、家族を得たビリーが今度は自立していくストーリー
といった感じで。
ビリーの成長が敵との戦っていく中で
そして、生きとったんかいワレェな魔術師との会話で
成長と自立が見れたのが良かった。
ネタバレになるんですが、
「お前は能力を独り占めすることなく、みんなに与えた」的な
事を言われ。それこそがビリーのヒーローとして素質だと
言われたところが良かった。
また、今作のもう一人の主人公も言える
フレディがとにかくかっこいい。
ヤンチャなクラスメイトから女の子を守るところや
神々の娘から、洗脳？的な魔術をかけられたときや
とにかく行動がイチイチカッコいい！
フレディも間違いなくヒーロー！！

雑談な感想

そんなわけで、今回紹介した
シャザム！～神々の怒り～
前作のシャザム共に、
気軽にみたいヒーロー映画としておすすめのシリーズ
D.Cヒーローなので
ジャスティス・リーグからもサプライズ出演があったりするので
そこも好きな人にはちょっとニヤリとするかも。
D.Cヒーローは、バットマンVSスーパーマンから見はじめたので
すこし暗くなりがちな印象が多かったけどこれは明るいので安心😁
そして、マーベル映画だとドラマだったり各映画との繋がりが強調されがちなんだけど
シャザムは単独で楽しめるのも丁度いい。
とりあえずヒーロー映画みたいなとおもったら是非一度観てくださいね！