ネットは広大だわ。Kyonです。
西暦2029年ー
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても
国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。
情報化のネットワークが地球を幾重にも覆い尽くし、
一方でコンピューター犯罪やサイバーテロが日常化した時代。
のオープニングでお馴染みの
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』。
その主人公、草薙素子役の声優田中敦子さんが
61歳という若さでお亡くなりになりました。悲しい。
最初に攻殻を観たのは確か中学生くらいの時。
捻くれ者だった自分はあの押井守監督の小難しいセリフまわしと
ハイテク&ローテクが入り混じった世界観にどハマり。
来年くらいに新作が出るということだったので
またあのワクワクが味わえるのかと楽しみにしてました。
(作品自体は当然制作されるだろうけど。)
きっと少佐と同じく、田中さんは身体という制約を捨てて
さらなる上部構造にシフトしたんだと信じて、合掌。
劇中に登場する、(自称)情報の海で生命体こと「人形使い」。
本体というものを持たない情報でできた生命体ゆえ、
「子孫の残して種を得るという生命としての基本プロセスが
存在しないため、いくらコピーを残しても一種のウイルスで
全滅してしまう可能性が否定できない。なにより多様性が
生じない。死ぬ時に大量の経験情報を消しさって遺伝子と
模倣子だけを残すのも破局に対する防御機能だ。」と言う。
当時は「なんかスゴいそれっぽい!」ぐらいで特に何も
考えてなかったけど、こないだ実家に寄った時
自分の赤ちゃんの頃の写真を見せてもらい、
我が子とあまりにそっくりで、
「おお、これが人形使いが言っていたことか・・・。」
なんて思ったり。
↑自分の赤ちゃん時代
↓息子
てか、攻殻の時代設定(2029)までもうスグやん・・・!
それに一番ビックリしたのでした。