いつも取り留めのないことばかり書いていますが、ここはひとつ…
バンブーデザインが硬派な漢(おとこ)の集団でもあるというアピールをしておきますかね?
さて。
外出しない休日の過ごし方といえば、専ら映画を観ておりまして。
妻と休日が滅多に被らないので、必然的に自分の興味が向くジャンルを観てしまうんですねぇ
今年に入ってから、とある説を頭から拭い去ることができなく…
と、いいますのも「任侠モノVシネマ、ほぼ3人の俳優で回している説」
コレですね。
長らく敬遠していたジャンルなのですが…ふとした興味で任侠モノを観てみると、これがおもろい。
動画制作を生業にしていると、ピュアな視点では観られないのですが笑
いくつか面白ポイントがあります。
まずひとつ。めっちゃ低予算なんですよね。
特殊効果は学芸会レベルだったり、めちゃくちゃ荒い静止画素材が唐突に差し込まれたり。
端役の俳優さんは死んだと思ったら数話後に別の役で出てきたり。
台詞で人名間違ってるのにそのまま完パケされてたりと、めちゃくちゃです。
ふたつ目。とにかく長い。
僕が熱心に観ていた「日本統一」シリーズなんて、スピンオフもカウントしたら50作以上制作されています。
それが1作1時間程度あるので、貴重な休日の時間がもうアホみたいに奪われていきます。
ちなみに大体1話につき誰か身内が1人死にます。結構重要な感じの人も死にます。
みっつ目。ココ重要です。
主要キャストがほぼ一緒なんですよね。
で、絶対に覚えておくべき俳優さんは3人だけ。
・小沢仁志さん(好き)
以上。
…いやいやそんな乱暴な!ってなるでしょうけど。これマジです。
少なくとも現在人気がある任侠系Vシネマの主役は、ほぼこの内の誰かなんです。
脇を固める役者さんはというと
・菅田俊さん(好き)
・舘昌美さん(好き)
あたりでしょうか?
ここまで挙げた方の、誰も出ていない任侠モノというのは未だ観たことがありません。
意外なのは、Vシネの帝王と呼ばれた竹内力さんは、最近の任侠モノにはあまり出ていないんですよね。
(「ミナミの帝王」のイメージが強過ぎるから?)
今年に入ってから熱心に観ているVシネマのシリーズは
この3本ですね。
上の画像をご覧の通りですが、驚異的なことに3本とも
主役級が全部この3人なんです。
まさかですよね笑
Vシネ俳優界はそんなに人材不足なのか?と。
なので続けて別の作品をハシゴして観ると、も〜ワケワカラン。
本宮泰風が急に関西弁で喋り出したり、山口祥行がエンコ詰めたり。
さっきまで大親分だった小沢仁志が舎弟になっていたり。
脳内がカオスな感じになってきます。
Vシネマの監督さんも、この3人をどんな関係性で起用するかの大喜利みたいになっちゃってんじゃないか?
なんて邪推してしまいますな。
僕のオススメは「日本統一」のスピンオフ「山崎一門」シリーズです。
シリアス(?)な本編あっての外伝で、かなりはっちゃけた笑いを提供してくれます。
本編を40話程度まで観てから手を出すことを推奨します。(高いハードル)
今回挙げた作品は、どれもネトフリ・アマプラあたりで観られるはずです。
余談ですが、よくメインキャラが「でっかい漢(おとこ)になって帰ってくるゼ!」みたいな台詞で懲役行ったりするのですが、そこは正直意味ワカランです笑
任侠モノ、面白いですよ〜
良くも悪くもほぼオッサンしか出てこないジャンルなので、ファンシーなものを御所望なら別のものを観たほうが良いですが…
ほなまた!
ハセガワ