みなさ〜ん！
イキってますか〜？
僕は今日も元気にイキってますよ★

江戸時代には傾奇者(かぶきもの※花の慶次─雲のかなたに─より)などと洒落た呼び方をされていたイキリスト達ですが、現代社会においてイキリはどの程度棲息しているでしょうか？

夏休みになるとコンビニの前に排気量ちっさめのバイクでたむろしちゃうキッズたち…彼らはイキっていると言えますかね？
ノンノン。
ヘルメットを着けて信号を守り、直管じゃないマフラーでビミョーなコールをする彼ら…まだまだイキリストとは呼べない。
まあ全くイキってないわけではないのですが、ぶっちゃけ突き抜けていない。イキリの蕾みたいなものです。
「あいつらも充分イキっとるやろが〜い！」
「ほなどうしたらイキリと認めてくれるねん？」
という声があがりそうですね。
イキリスト教の宣教師として、僕がキッチリ教えてあげないといけませんねぇ？

前回、9年ほどブランクあるのにいきなりチャリで地元MAX斜度のヒルクライムしてみたり、水無しでサイクリングロードを爆走して熱中症なりかけてみたり、MTBコースでいきなりダウンヒルして尻を痛めてみたり…そんな僕です。イキりたおしてます。

文末に書いていたように、ヘルニア起因の坐骨神経痛を発症してしまい…
・ベッドから起き上がると10秒くらいお尻が痺れて行動不能になる。
・普段3秒で下りれる自宅の階段に1分強かかる。
・職場で尻が痛過ぎて30分も椅子に座ってられない。
などという、実にビミョーなハンデを背負うことに。
「Hey!Siri,ケツが痛いんだが治してくれない？」って感じです。
あぁ僕はこのままどんどん歩くこともままならなくなって、いつか野垂れ死んでいくんやなぁ…と。
これが、年甲斐もなくイキってチャリを乗り回した代償なんです。合掌。
「ケツが壊れたら腰を使えばいいじゃない」
マリー・アントワネットもそう仰っていたそうですが、残念ながら僕の腰はとっくの昔に死んでいます。痛い。つまり万事休す。
誰か僕を助けてくれ!!

…ありました！
そういえば1年ほど前にとある方から「ゴッドハンド」という評判を聞いておりました！
繁盛し過ぎてめちゃくちゃ予約が取りにくい中、たまたまスポッと空いていた日時に滑り込みでin!!
初・カイロプラクティックです。

で、アメリカ式に結論から言うと、坐骨神経痛治りました。
むしろ施術が終わった瞬間からダッシュで階段を下りれるように。でもほんとはそんなことしなくていい。階段は危ないから歩こう！
そんな感じでカルチャーショックレベルで効果があったカイロプラクティックなのですが、正直、万人にオススメできるものではないです。

施術は約40分ですが…30分程度、先生は僕の身体を観察します。
「ズボン下ろして」
「パンツ下ろして」
あたりは序の口。
この時点で女性にはオススメしにくいですが、先生は「AR変異やな…」とか「仙骨が中に入ってしもてる」などとブツブツ言いながら、僕の身体にボールペンで謎のアルファベットを書き込んでいきます。コレ、お風呂で結構ゴシゴシしないと取れません。
「そこに立って！」と言いながら、指先ひとつで僕を倒したり。
「右に動いて！」「えと、誰から見て右ですか？」「右は右！」とか。
「中心が歪んでる。そら体幹弱いわ。」と言ったりで、やりたい放題。

で、ラスト10分くらいになると突然の施術タイム。
少々(少々ではない)手荒ではありますが、何やら色々とされます。
上手く説明できませんが、
「バ〜ン！バン！」
「⁉」
「ガッ!!グリッ!!」
「いや、痛いス」
「バーン！」
「うおっ」
「はい、終わり」
「…は？」
みたいな感じ。全く意味不明。
え、こんなんで治るん？って感じですが、実際治った。

あと先生めっちゃ良い人ですからね。念のため。

ゴッドハンドをお持ちのカイロプラクティック。一応、名前は伏せておきます。
「身体をリフレッシュしたい」
「どうしても治したい痛みがある」
「むしろ他人に尻を見られたい」
そういう方は僕に直接訊いてみてください。
教えます。
ただ、教えたところでマジで予約取れません。

既にお気づきでしょうが、もうイキってるとかイキってないとか全く関係ない内容になってきましたね。
でもいいんです。言いたいこと言ったので終わり。

あ、若者はもっとイキって良いと思います。

…そういえば、ジブリの最新作は観ましたか？
感想を語り合いたいものですね。(悪い意味で)

ほなまた！

ハセガワ